お寺のいま

「お寺の、いま。」

2010年4月~

2010/5/18 猪の被害
岡山地区の田んぼ 荷台にはタケノコの山 いい形ですね 文知摺観音の新緑

5月16・18日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

田んぼに映える夕焼けが眩しい季節となりました。

例年よりも遅いタケノコが収穫の時期を迎えていますが、今年はいつもと違う収穫の緊張感が漂っています。というのも、その原因はイノシシによるもの。地中にあるタケノコを鋭い嗅覚で見つけては、穴を掘って食べてしまうのです。(一番美味しいところを食べてしまい、ある程度育って硬くなったタケノコには見向きもしないわけです…)

お寺の境内にはこれまで、サル、タヌキ、キツネ、イタチ、ハクビシンなどはいたものの、イノシシの姿を目にしたことはありませんでした。山の食べ物が枯渇して人里に降りてきているのでしょうが、近隣の農家の畑の被害も甚大なようです。

猪突猛進の語のごとく、何かに驚いたイノシシは物凄い勢いで駆け抜けます。
お墓参りの際には十分にお気をつけてお参りください。

写真の皆さまは坐禅会参加者の方々。運よく収穫されたタケノコをお土産にお持ち帰りいただきました。掘りたてのタケノコは、刺し身でも食べられるほど。どのようにお召上がりになったのか、来月の感想が楽しみです。


(2010/5/18)副住職

2010/5/16 農村の風景
岡山地区の田んぼ 本堂から望む若緑色 永代供養塔祈りの丘 農村の風景

5月16日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

安洞院は小高い山の中腹に位置しますが、夜になると境内までカエルたちの合唱が響いてくるようになりました。夜明けと共に周囲の山からは小鳥たちの声がこだまし、陽が落ちると同時に蛙の声が里を包みます。

音量にすれば相当うるさいはずなのに、まったく気にならないどころか、むしろ心が洗われるように感じます。太古の昔から、人間が鳥や虫たちと暮らしてきたDNAが、身体の奥底に眠り続けている証なのでしょう。

例年よりも少し遅れて、田んぼに水が張られ始めました。
7月になれば、夕闇を飛び交う蛍の姿を見ることができます。

墓地の写真は、東京都在住のSさんからのリクエスト。永代供養塔祈りの丘越しに望む、信夫山と吾妻山の写真です。
(2010/5/16)副住職

2010/5/4 春爛漫
観音さまと八重桜 しのぶ霊園 たけのこの初物 春の霞

5月2日・4日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

新聞やニュースでは、ゴールデンウイークを迎えた各地の賑わいが報道されておりますが、同時に飛び込むのは渋滞の様子。連休中は高速道路も大混雑、ご法要に遅れてお参りされる方もいらっしゃるようでした。成田空港では帰国ラッシュが始まり、4日だけで4万4500人が帰国、ピークと見られる5日には何と約5万人が到着するとの予測がなされています。

暖かい陽気に恵まれた福島盆地ですが、少々遅れて5月の便りが届き始めました。山門近くの八重桜と山桜が見頃を迎え、竹林からは今年のハツモノが顔を出し始めました。例年はこの時期に収穫のピークを迎えるのですが、4月中旬の冷え込みでタケノコも冬眠が長引いているようです。

今日のふくしまの最高気温は27度、汗ばむ陽気となりました。
(2010/5/4)副住職

2010/4/21 ふるさとのにおい
岡山地区の風景 胡桃川 山門の桜 柳の新緑

4月21日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

例年よりも長く花を咲かせていた桜もたけなわの季節、風に乗って桜吹雪が境内を吹きぬけるようになりました。一足遅く咲いた山門近くの桜がようやく見頃を迎えているところ。池のほとりの柳も若々しい緑の装いの支度を始めました。

境内から出てみると、お寺のすぐ下を流れる胡桃川(くるみがわ)には小さな魚たちが縦横に泳ぐ姿。幼少の頃、よくザリガニ釣りをしたり、川に入って遊んだ記憶が思い出され、しばしの間懐かしさの中に浸ってしまいました。故郷の川や土のにおい、写真でお伝えできないのが残念ですが、本当に心の奥深くに染み入るような心地になります。
(2010/4/21)副住職

2010/4/18 春覆う銀世界
本堂 多宝塔 雪の中の白い猫 一夜が明けて

4月17・18日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

強い寒気と低気圧通過の影響で17日、関東甲信や東北南部の各地で雪やみぞれが降り、安洞院の境内も写真の通り一面雪に覆われました。福島でも入学式シーズンに雪が降ることはまれにありましたが、これまで最も遅い降雪を記録した1969年4月17日と41年ぶりに並んだそうです。

ご法要で東京からお参りに来られた方は、「満開の桜と、東北の雪景色、両方一度に目に出来たのは貴重な経験」と、季節はずれの自然のプレゼントに目を細める場面もありました。しかしながら、季節外れの冷え込み、作物への影響なども懸念されます。

一夜明けた今日は、残雪と春の霞。
境内に幻想的な朝のひとときがやってきました。
(2010/4/18)副住職

2010/4/14 姥ヶ梅の石碑 
山門の桜 文知摺入り口 姥ヶ梅工事風景 梅たけなわ

4月14日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

桜のニュースが続きますが、山門入り口、もちずり観音のソメイヨシノが見頃を迎えています。境内にはカメラを抱えた方も見られますが、今週末までが最後の見頃となるでしょう。本堂前のシダレザクラには緑の新芽も顔を出し始めました。

工事の風景は、文知摺から安洞院へ続く道の右手にある、姥ヶ梅(うばがうめ)の説明の石碑。古くは鎌倉時代に植えられた伝説が残りますが、枯れる度に何度も植えかえられてきた梅の木です。石碑の側面には梅の木の縁起が記されております。

お寺へお参りの際はちょっと車を停めてみて、歴史情緒に浸るのもよいかもしれません。

(2010/4/14)副住職

2010/4/13 境内つれづれ 
シダレザクラ つくし 雪山と桜 オオイヌノフグリ

4月13日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

本堂前のシダレザクラの花も昨日の雨で散り始めてしまいましたが、境内の他の桜の木はこれからが見頃。ついつい花にばかり目を奪われてしまいますが、芝生にはつくしやたんぽぽ、オオイヌノフグリなど小さな春の息吹があちらこちらに見られます。

先日スカイラインが開通した【吾妻山】の頂にはまだ雪が残り、桜の淡い色との見事な調和が境内からお楽しみいただけます。この季節ならではの楽しみの一つです。
(2010/4/13)副住職

2010/4/11 満開のシダレザクラ 
シダレザクラ 本堂と桜 今日のお客様 樹齢は約380年に。

4月10・11日撮影 <写真をクリックすると拡大表示します>

桜前線が東北にもやってきました。福島市でもソメイヨシノの開花が宣言され、花見山、信夫山公園など市内の様々な名所が花見客でにぎわいを見せています。雪が降り積もり、凍てつく冬を耐えた分だけ、北国の人間にとって春の訪れは何とも嬉しいものです。

安洞院のシダレザクラは樹齢約380年、福島市の指定保存樹に指定されています。お寺の歴史が今年で415年ですから、境内の長い歴史を見守り続けてきた古木であります。11日現在が満開ですが、これから境内のソメイヨシノが次々に花を開いていきます。今週いっぱいがピークというところでしょう。

そんな桜の木の下のお客様は、東京からお参りに来てくれた浜元まこちゃん。住職と副住職を歌った「しゅんぽうさんとしゅんけんさんの歌」をお父さんお母さんと一緒に歌ってくれました。(笑)今はお墓の中にいらっしゃいますが、まこちゃんのお爺ちゃんもお婆ちゃんも、ひいお爺ちゃんも、ひいお婆ちゃんも、この桜の木を同じ場所で眺めていたんですよ。
また遊びに来てくださいね!

これからソメイヨシノの状況も更新していきます。
お近くの方は、どうぞお気軽にお参りください。
(2010/4/11)副住職