文知摺観音

antouin.com
安洞院・福島市しのぶ霊園のウェブサイトです。1595年(文禄4年)開山。おかげさまで421年、安洞院ホームページへようこそ。 ■update/ 2017-03-17

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【お知らせ】
◆境内拝観料の無料化について
・今年の10月23日(日)〜29日(土)のご開帳にあわせ、これまで宗教法人安洞院の一部であった文知摺観音は新たに法人格を取得し、曹洞宗寺院「文知摺観音・普門院(ふもんいん)」として新しい歴史が始まりました。より多くの方にご参詣いただきたく、境内の拝観料400円を無料化いたしました。
どうぞ皆様お誘いあわせのうえお参りください。

【拝観料詳細】
境内拝観料 無料
美術史料館・傳光閣(でんこうかく) 大人200円(中学生以下100円、未就学児無料)
団体参拝の境内ガイドについては別途ご相談ください。
(2016/11/21)

もちずり石の伝説

歴史と文学の舞台 1000年の恋の物語

もちずり石◆もちずり石と百人一首

かつてこの地は、綾形石の自然の石紋と綾形、そしてしのぶ草の葉形などを摺りこんだ風雅な模様の「しのぶもちずり絹」の産地でした。その名残を今に伝える文知摺石は、都からの按察使(巡察官)、源融(みなもとのとおる)と長者の娘・虎女の悲恋物語の舞台となり、小倉百人一首にも詠まれています。その後、松尾芭蕉や正岡子規など、多くの文人墨客が足を運んでいます。


虎が清水◆運命の出会い 
※写真:虎女が身を清めていたとされる虎が清水
遠い昔の貞観年中(9世紀半ば過ぎ)のこと。陸奥の地を訪れた源融は、村の長者の娘・虎女と出会います。日ごとに二人の情愛は深まり、融公の滞留はひと月にも及び、再会を約束し遂に都へと戻る日がやってきました。再開を待ちわびた虎女は、慕情やるかたなく「もちずり観音」に百日参りの願をかけました。


境内◆待ち続ける悲恋

満願の日を迎えましたが、都からは何の便りもありませんでした。嘆き悲しんだ虎女がふと目を遣ると、「もちずり石」に慕わしい融公の面影が彷彿と浮かんで見えました。しかし、近づくとそれはすぐに消えてしまいます。虎女は遂に病の床についてしまったとき、一辺の歌が都の使いの者により虎女のもとに届けられました。


虎女と融の墓所◆乱れ染めにし・・・ 
※写真:境内奥にひっそりと佇む虎女と融の墓所
届いた歌には「みちのくの忍ぶもちずり誰ゆえに みだれ染めにし我ならなくに」と、融が遠く都で恋の思いに心乱れている様子が記されていました。故事にちなんでもちずり石は別名「鏡石」とも呼ばれています。境内の奥には虎所と源融(京都嵯峨の清涼寺より土を移す)の墓が建立され、当時の歴史を今に伝えています。


境内のみどころ

秘仏 信夫文知摺聖観世音菩薩

聖観世音菩薩◆炎の中から現れた秘仏

文知摺観音の由来は古く、伝説によれば文武天皇の頃(697〜706)、行基菩薩の作により聖観音が安置されたといわれています。通常は安洞院に安置されており、33年に一度だけ公開される秘仏でもあります。万延元年(1860)、安洞院が2度めの火災により全焼しましたが、本堂の焼け跡から姿を保ったまま奇跡的に発見されました。

福島県指定重要文化財 安洞院多宝塔

境内この多宝塔は、寺伝の記録によると文化9年(1812)安洞院8世光隆和尚の建立とされ、棟梁は地元山口村藤原右源次と口伝されています。明治17年に現在の銅板葺きに改められました。内部には金剛界五智如来が祀られています。関東以北には多宝塔は少なく、東北唯一の多宝塔とされています。


鐘楼堂

境内文知摺観音の鐘楼堂は、昭和24年(1949)安洞院14世玄彰和尚の建立とされています。常時自由に鐘を撞くことができるため、参拝者の方がお参りの記念に撞くこともできます。毎年恒例となっている除夜の鐘も当鐘楼堂で行われ、12時近くには多くの人々が列をつくります。


美術史料館 傳光閣(でんこうかく)

境内境内の最奥部、多宝塔の裏には美術史料館傳光閣があります。歴史資料や真筆など、郷土ゆかりの史料が展示されております。ギャラリーも併設しており、文知摺に縁のある先生方の作品を展示するほか、過去には墨跡展や落語や能楽の会なども開催されました。大きな窓には四季おりおりの景色に囲まれた多宝塔が映り、自然の景観を生かした構造になっています。
※1月1日〜3日は休館日となります。


傳光閣の各展示室と多宝塔の眺め

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大晦日の除夜の鐘

除夜の鐘のご案内

文知摺観音の除夜の鐘では、一人一回ずつ鐘をつくことができます。行く年への感謝の思いを、来る年への希望を込めて、鐘をついてみませんか?午後11時半頃より108回の鐘を先着順で、係の者が20秒間隔でご案内しております。

例年、年越し直前は大変混雑いたしますので、お早目のご参拝をおすすめいたします。※108回目以降は自由に鐘をつくことができます。

DSC_1304.JPG鐘をついた後は、観音堂前のテントにて自家製の甘酒を振る舞っておりますので、焚き火を囲んでお召し上がりください。おみくじ、破魔矢など縁起物各種取り揃えております。


■当日スケジュールおよび詳細

大晦日 午後11時24分より除夜の鐘
元日  午前0時より観音堂にて新年祈祷
※個別のご祈祷は受け付けておりません。

大晦日〜1月3日までは拝観料(通常400円)が無料となります。
上記期間は資料館および一部堂内が見学できませんのでご了承ください。

■ご注意!!
・鐘楼堂の石階段は滑りやすくなっておりますので、滑りにくい靴でお参りください。
・お食事、アルコール類等のサービスは行っておりません。
・境内の禁煙にご協力ください。

開園時間と交通アクセス

開園時間と料金について

■開園時間
・午前9時〜午後5時(冬季4時まで)
・1月1日〜3日は資料館のみ休館します。※拝観料無料

■拝観料 無料
■美術史料館伝光閣 拝観料
・大人・・・200円
・子ども(中学生以下)・・・200円 未就学児無料
・ご朱印 300円・・・特に団体様の場合、入園時に受付に朱印帳をお渡しください。
(2016年10月23日改訂)

文知摺観音へのアクセス

■所在地
〒960-8202 福島県福島市山口字文知摺70
TEL 024-535-1471
※拝観中や作業の為つながらない場合は、安洞院 024-534-0939 までお問合せください。

■駅およびインターからのアクセス
・JR福島駅より タクシー約15〜20分 ※〜約2,500円
・東北道福島西インターより   30分
・東北道福島飯坂インターより 25分

■バスをご利用の場合
・大波、霊山方面行きのバスに乗り、文知摺(もちずり)下車 徒歩5分
(バス停からのアクセス)
1.バス下車後、国道115号線を横断(歩道橋あり)
2.右手にセブンイレブン、左手に岡山小学校、その間の道路を直進する
3.約300メートルほどで正面に看板と鐘楼堂が見えてきます
4.正面右手の受付からお入りください

■ご注意
・上記時間および運賃は平均的な目安となっております。
・豪雪の日、福島競馬開催日は国道周辺が混雑いたします。
・途中で道に迷った際はお電話にてお問合せください。

■詳細マップ(印刷してご利用ください) 
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